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  四川茶文化

    四川は歴史上、中国で喫茶の習慣が最も早く始まったといわれるところ。肥沃な土壤と豊富な降水量により、古代から自然作物が豊かで、[蜀中熟、天下足]と言われていた。その豊かな農産物で支えられた人々の暮しの中で、精神的なゆとりや遊ぶ、びが生まれ、それが喫茶の習慣になったと伝えられている。晋代に書かれた四川の歴史書?華陽国誌の中で、戦国時代の秦が中国を統一し、それから四川の喫茶の習慣が中原に広まったとする記述が見られる。

    「お茶のルーツは中国にあり」といわれているように、お茶の原点は中国に求めることができます。実際にどのくらい昔からお茶が飲まれていたかは不明ですが(お茶の原点が喫茶だったのかも不明です。)、紀元前数百年まで溯れる事は確実であるといわれています。
    唐の時代に茶聖と呼ばれる陸羽(りくう)が書いた「茶経」には、喫茶は神農氏(紀元前2780年頃)に始まり、魯の周公の時代(紀元前753年に没)に広がったとの記載があるように、かなり古い時代から飲まれていたといわれています。神農は「食経」を著し「荼茗久しく服すれば、人をして力あらしめ、志を悦ばしむ」との記載があったといわれています。彼は、山を巡り歩き様々な野草や樹木の実や葉を食べて、人間に適しているかを調べたといわれており、毒にあたったときに茶の葉で解毒したという伝説があります。そのため検査の「査」(チャ)を同じ音の「茶」と呼ぶようになったともいわれています。また、学術的には、荘晩芳氏がこの時代(紀元前2737年)に茶樹が中国で発見されたとの研究を発表しています。また、さらに紀元前770年には周公の「爾雅」(ジガ)と言う辞書に「荼は苦菜なり」「[木賈]が苦荼なり」という記載が出てきたり、紀元前400年には晏嬰の「晏子春秋」という書物の中に茶を著す「茗」の字が出てくるので、これが茶の飲料に関する記載ではないかと考えられています。確かにこの時代に喫茶がある程度の広がりを見せていたことがわかります。
   茶樹自体の起源は雲南省、貴州省、四川省の三省にまたがる山間部であるといわれています。雲南省の雲南省の奥地「西双版能」(シーサンパンナ)には樹齢800年以上の「茶樹王」と呼ばれる茶の巨木がありましたが、惜しくも1996年に枯死しました。それ以外にも1000年を越える古い茶樹の存在が確認されています。


 
         
 


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